栗の郷・岩間の紹介


このページでは、主に 茨城県笠間市の旧「岩間町」方面のこ案内をいたしたいと思います。

平成18年3月19日 旧「笠間市」「友部町」「岩間町」の3市町合併により新「笠間市」が誕生しました。

栗の里・岩間は 陶芸・お稲荷さんで有名な旧「笠間市」方面の南の玄関口です。

・笠間市の地形


 

<笠間市>

茨城県中央部に位置し、都心から約100km。

人口:82,358人(H12国勢調査)

   : 81,497人(H17国勢調査)

市の花:きく

市の木:さくら

市の鳥:うぐいす 

面積:240.25km

 

<笠間市地形図>

区域は、東西約20km、南北約25km.

北西部は栃木県、西部は桜川市、東部は水戸市・茨城町、南部は石岡市、小美玉市に隣接しています。

北西部は八溝山系が穏やかにつながる丘陵地帯で南西部に愛宕山が位置し北西部から東南部にかけ、概ね平坦な台地が広がり、本地域の中央を涸沼川が北西部から東部にかけ貫流しています。

 

<笠間市旧市町図>


・笠間市岩間地区の名所


その他の見所


・スカイロッジ2020年閉鎖 エトワ笠間に生まれ変わりました。

・羽梨山神社と熊野杉

 平将門の乱のとき、平貞盛が弓矢と砂金を献じ将門征伐の武運を祈ったと伝えられる古い神社です。

 境内には樹齢千年以上と言われる熊野杉の大木境内を守るように立っています。

・滝入不動堂

 通称”滝前の御不動様”とよばれ、裏から流れ込む沢水を二本の石の樋を使い、滝のように流しています。

 昔はこの打たれると頭の病気が治ると言われ遠方より信者が訪れたそうです。

 現在は合気道の修行の一つとして多くの外国人が滝に打たれているのをみかけます。

・五霊の椿(元県指定天然記念物)

 紅唐子と呼ばれる種類の椿で、花弁まで真っ赤になるのが特徴です。

 樹齢300から400年と言われ、樹高4.8mの大木です。

 見頃は3月下旬から4月中旬2004年頃に樹齢400年の寿命を終えてしまいました。

 でも、五霊の椿は、挿し木をして子孫達を残しています。

・隠沢観音(町指定文化財)

 子授け、子育てに霊験ある観音様として知られています。

 昔は7月10日の観音様の縁日は朝観音と呼ばれ、この日お参りすると46000日お参りしたのと同じ御利益が得られると言われ、賑わったそうです。

・藤塚(藤原藤房卿の遺跡)

 南北朝時代の南朝の忠臣、藤原藤房の墓碑が光西寺(現在は廃寺)より発見され、光西寺の神塚(現在の藤塚)に記念碑が建てられました。

 昔は藤房の命日の10月10日に「藤原様のお祭り」が行われ、賑わったそうです。

・合氣神社

 合気道の元祖、植芝盛平翁がこよなく愛した岩間の地に、日本で唯一の合気神社が作られました。

 神社の向かいには合気道茨城道場があり、世界中の人々が集まり修行をしています。

・宍戸藩陣屋表門(県指定文化財)

 この門は友部町にあった宍戸藩陣屋の表門でしたが、明治維新の廃藩の折り、現在地に移築されました。

 現在は昭和61年に修復されきれいな姿になっています。

・『更科日記』のこしのびの森は岩間の「押辺」

ブログ5月11日 4日目 岩間の名所「鹿島神社」

 

 更科日記の中に、「こしのびの森」と言う子供を偲んで詠まれた歌があります。

 この場所については、コシノビが転化し、オシノベになった、従ってこしのびの森は岩間の押辺ではないか?という説が最も有力です。

 証拠はありませんがこの森は押辺の鹿島神社の森ではないかと見る人もいます。

 

 

 

石岡市史の文苑に,

長元五年(一〇三二)二月八日に菅原孝標は常陸介(事実上の国司)に任命され、石岡に来た。

 

角川地名大辞典より下記抜粋

 

「子忍びの森(古代)」

平安中期に見える地名長元5年7月に常陸介として常陸国に下った菅原孝標が京に残した娘に送った手紙に

「神拝といふわざして国の内ありきしに,水おかしく流れたる野の,はるばるとあるに,木むらのある,おかしき所かな……こゝはいづことかいふと問へば,子忍びの森となむ申すと答へたりしが」と見え

「とゞめきてわがごと物や思ひけむ見るに悲しき子忍びの森」と詠んでいる(更級日記)

比定地は未詳

茨城郡押延【おしのべ】村の音が「こしのび」に近く,付近を蒜間川(または宍戸川)が流れ,広々とした野があることから同日記の記述に一致し,また往来の大道からも近いため,この付近の森を指すという説もあるが(新編常陸),確定しがたい

・東大牧場(東京大学農学部付属牧場)

 広大な敷地の中に、サラブレッドをはじめ多くの動物が飼われています。

 大学院の講座も開設され、学生と動物と接する実習機関となっています。

 事前に申し込めば一般の見学も受け入れてもらえます。*問い合わせ先電話(0299)45-2606

・塙家住宅(国指定重要文化財)

 18世紀頃に建てられたと推定され、外観は曲屋に似ていますが、良く見ると独立した2棟が棟を接し建っている珍しい形式のものです。

 指定の理由は、この形式の住宅は概ね西日本の太平洋岸に分布しているが、内陸部にあるのは珍しいということからです。

・山根池

 小さな池ですが、景色のいいところです。桜の咲く頃が一番素敵かな!

 昔は、へらぶな・まぶな・こい・たなごがよく釣れたのですが最近はブルーギルやブラックバスが釣れるようです。

・六所神社の例祭

 岩間町最大のお祭りです。

・八坂神社の祇園祭り

 岩間の泉地区を中心とした夏祭りです。

 牛頭天王を祭神とし、北根の北八坂神社と平の南八坂神社の南北合同でおこなわれます。

 小さなお祭りですが、泉地区は愛宕山のふもとで風景がきれいで風情があります。2001年7月22日撮影

・天狗の郷バザールdeいわま

 [天狗の郷バザールdeいわま]は、通常毎月第二日曜日に開催されてます。

 詳しくは、http://iwamas.cool.ne.jp/guide/free_m.htm

 岩間に遊びに来てみてください。